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広報誌Web版『筋肉量と健康と寿命』

 みなさん、新年明けましておめでとうございます。昨年もたくさんの方々に「在宅情報マガジン てまり」をご覧頂きありがとうございました。本年もよろしくお願い致します。さて、お正月はいかがお過ごしだったでしょうか?ご家族と楽しく過ごされたり、ゆっくりされたことと思います。食べ過ぎたりしていませんか?今回は、理学療法士による『筋肉量と健康と寿命』について紹介していきます。

筋肉の役割

  1. 動きに関する役割:関節・内臓・心臓などを動かす。
  2. 代謝:糖代謝、脂質代謝を調節
  3. 脳の健康、個々の健康:認知症、うつ病などの予防

 

筋肉の種類

  1. 骨格筋:関節を動かす。
    *自分の意志で動かせる。
  2. 平滑筋:血管や内臓にある。
    *自分の意志では動かせない。
  3. 心 筋:心臓を動かす。
    *自分の意志では動かせない。

 

糖代謝、脂質代謝

筋肉を動かすにはエネルギーが必要。

  • 糖代謝:筋肉の中に糖を蓄え、エネルギーとして利用される。
    糖尿病になると・・・
    *筋細胞を増殖、成長できなくなる→筋力低下
  • 脂質代謝:エネルギーとして利用されるまで約30分以上の運動が必要。
    中性脂肪、悪玉コレステロールが増えると・・・
    動脈硬化や脳卒中などのリスクが高まる。

心の健康、脳の健康

☆運動すると、脳からセロトニンというホルモンが分泌され

健康寿命、不健康寿命

  • 平均寿命・・・男性:81.5歳、 女性86.9歳
  • 健康寿命・・・「健康で生活できる期間」
    男性:72.6歳、女性:75.5歳
  • 不健康寿命・・・「医療や介護が必要とせざるを得ない期間」
    (不健康寿命=平均寿命-健康寿命) :男性:8.9、 女性:11.4
    *平均寿命、健康寿命、不健康寿命は2023年度時点

寿命をのばすために必要なこと

  1. 廃用、転倒予防。
  2. 衰弱を予防する。
  3. 認知症を予防する。

筋力低下の原因①

※1週間安静状態で約15%の筋力低下。
 1カ月で約50%の筋力低下。

筋力低下の原因②

高齢者が鍛えるべき筋肉

*下半身の筋肉を鍛えるのが効果的。
大腿四頭筋大臀筋

  • 速筋線維:速い速度で収縮し、発揮する力が大きい。
  • 遅筋線維:長い時間、力を発揮することができる。

速筋線維を鍛えるには:抵抗運動(スクワットなど)
遅筋線維を鍛えるには:有酸素運動(ウォーキング)

筋力低下予防

筋肉は20歳をピークに低下していく。

筋肉は何歳でも鍛えることができる。

認知症予防

二重課題(デュアルタスク):認知課題と運動課題を2つ同時に行う課題。「ながら作業」とも言う。

例:電話しながらメモをとる。運動しながら話をする

最後に

今回の「筋肉量と健康と寿命」はいかがでしたでしょうか?

他にもホームページに紹介しておりますので、ご興味のある内容がありましたらそちらをご覧ください。

 

 

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