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広報誌Web版『健康二次被害を防ごう』

みなさんこんにちは。残暑厳しい中、お変わりありませんか?日中はまだまだ暑い日が続きますが、朝方や夜間は大分過ごしやすい気候になってきました。過日、『健康二次被害を防ごう』の健康教室が開かれたので紹介していきます。

はじめに

健康二次被害とは?

感染対策のための外出自粛によって、これまでより身体活動量が減少し、その結果、ほかの病気などの発症や悪化、認知機能の低下など引き起こす状態

 

怖いのは感染だけではない!

  • 免疫力の低下
  • 肥満や生活習慣病の悪化
  • 心の病気

 

高齢者の方は要注意

  • 転倒・骨折
  • 認知機能の低下

自粛生活が引き起こす「健康二次被害」

 

健康二次被害を防止するために適度な運動をしよう

  • 適度な運動は免疫力アップ
  • 運動している人は、感染症にかかりにくく、重症化リスクが低い

 

生活習慣病予防

  • 高血圧・糖尿病など

 

筋肉量の低下予防

  • 転倒骨折のリスク低下
  • 寝たきりのリスク低下

免疫機能向上

  • 感染症リスクの低下
  • 感染した場合の、死亡リスクの低下

人とのかかわりを増やそう

基本的な感染対策を行ったうえで、趣味や会食、買い物、社会活動への参加など、出来る範囲で交流を増やしましょう。

 

高齢者のご家族や、地域で見守りをする方へ

  • 会話や声掛けをして、近所での散歩など体を動かすよう勧めましょう。
  • 日々連絡を取り、外出や身体機能の状況、行動や言動などの変化に注意しましょう。
  • 直接会えない場合には、パソコンやスマートフォンを活用して出来るだけ表情が見えるようにしましょう
  • 感染症対策を行い、活動しましょう

健康診断を受けよう

生活習慣病は、気づかないうちに進行していきます。

症状がなくても、年に1回は健康診断を受けましょう。

早期発見、早期治療を心掛けましょう。

 

 

最後に

今回の、「健康二次被害を防ごう」はいかがでしたでしょうか?コロナ禍収束後も、元気で過ごすために、人とのつながりを保ちながら、日々の生活を楽しんで感染症後の健康二次被害を防ぎましょう。

大牟田地域住民医療・介護情報共有拠点事務室OSKER

大牟田の医療・介護施設情報を掲載しています。どなたでも好きな写真を投稿できるギャラリーを製作いたしましたのでご紹介いたします。

次号は「転倒予防につなげる知識と運動」をご紹介します。

 

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