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広報誌Web版『甲状腺の病気』

みなさんこんにちは。早いもので今年も折り返し地点となりました。日に日に暑さが厳しくなっていますので、どうかご自愛ください。過日、『 甲状腺の病気 』の健康教室が開かれたので紹介していきます。

【はじめに】
【甲状腺とは】

甲状腺とはのどぼとけの下にある蝶のような形の臓器。

甲状腺ホルモンを分泌

甲状腺とは?場所と働きを専門医がわかりやすく解説|横浜甲状腺クリニック

甲状腺の働き

  • 脳の活性化
  • 体温の調節
  • 心臓や胃腸の活性化
  • 新陳代謝の促進

甲状腺ホルモンの病気

甲状腺ホルモンの病気

発症率は男性より女性に高く、特に20~50代の女性に多い病気です。

甲状腺の働きと病気 | 高崎市|高崎乳腺外科クリニック|乳腺外科・乳がん検診・甲状腺

 

甲状腺機能亢進症

代表的な病気 バセドウ病
好発年齢 20~40代の女性(男性の約5倍)
バセドウ病の主な症状 目が突出する・まぶたが腫れる
甲状腺の腫れ・疲れやすい・イライラする
集中力低下・筋力低下・動悸がする
速い脈拍・生理不順・体重減少・手が震えるなど
治療 内服薬(抗甲状腺薬)
放射線治療
手術療法

 

甲状腺機能低下症

代表的な病気 橋本病
好発年齢 30~40代の女性(男性の約20~30倍)
バセドウ病の主な症状 顔や手足のむくみ・寒がり・体重増加・便秘
息切れ・脱力感・倦怠感・抑うつ状態
無気力・疲れやすい
など
治療 甲状腺機能が正常な場合、定期的な検査での経過観察
甲状腺機能低下がある場合、不足したホルモンを補充(内服薬)

 

国内における甲状腺疾患の罹患者数

全体としての甲状腺疾患:甲状腺疾患全体(腫瘍や炎症を含む)では国内に約500万~700万人の患者さんがいると推計されています。

 

未診断・未治療の多さ:倦怠感や冷え性、イライラなどの症状が「体質」や「更年期障害」と誤解されやすく、適切な治療を受けている人はその一部(1割~3割程度)にとどまると言われています。

甲状腺が気になったら・・・受診すべき診療科

内分泌内科

(甲状腺外科/甲状腺専門外科)

  • 第一選択となる専門科です。
    甲状腺やホルモン異常に関する詳しい検査(血液検査・超音波検査など)や治療を受けられます。

 

一般内科

  • 近くに専門科がない場合の最初の窓口です。基本的な血液検査などを行い、必要に応じて専門病院へ紹介してもらえます。

 

耳鼻咽喉科

  • しこりや腫れ、のどの違和感・圧迫感が主な症状である場合に対応しています。

 

症状別の受診目安

  • 動悸・急激な体重変化・手震え・だるさなど(ホルモン異常が疑われる場合)→内分泌内科または一般内科
  • のどの腫れ・しこり・飲み込みにくさ(物理的な違和感がある場合)
    →甲状腺外科または耳鼻咽喉科

甲状腺の検査

血液検査

  • 甲状腺ホルモン検査(TSH、FT4、FT3)
  • サイログロブリン
  • 自己抗体検査
  • 抗サイログロブリン抗体
  • 甲状腺ペルオキシダーゼ抗体
  • TSH受容体抗体
  • 甲状腺刺激抗体

 

超音波検査

  • 大きさ
  • 炎症の有無
  • しこり(結節)
  • 血流の観察

痛みや被ばくのない安全な検査

  ↓

精密検査が必要と判断されると・・・
穿刺吸引細胞診やCT検査

 

必要に応じての精密検査

  • 穿刺吸引細胞診
    エコーできになるしこりが見つかった場合、細い針を刺して細胞を採取し、良性・悪性(がん)を判定します。
  • CT検査/シンチグラフィ
    しこりが周囲の気管などに及ぼす影響の確認や、詳しい機能判定のために用いられます。

治療と予防について

甲状腺機能低下症

  • 甲状腺機能が安定している場合には、定期的な検査と経過観察

 

甲状腺疾患の予防

  • 適切なヨウ素摂取
    ヨウ素は、海藻類やうがい薬にも含まれます。適度に取り入れましょう
  • バランスの取れた食事
    ビタミンやミネラルをバランスよく
  • 定期的な運動
    継続できる適度な運動で
  • ストレス管理
    ストレスは、甲状腺機能にも要注意
  • 定期健診
    定期的に甲状腺の状態をチェック

 

 

最後に

今回の、「甲状腺の病気」はいかがでしたでしょうか?暑い日が続いていますが、水分補給をしっかりし熱中症に気をつけて過ごされてくださいね。

大牟田地域住民医療・介護情報共有拠点事務室OSKER

大牟田の医療・介護施設情報を掲載しています。どなたでも好きな写真を投稿できるギャラリーを製作いたしましたのでご紹介いたします。

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